Mさんは友人の紹介で自宅から歩いて三分の会社に転職をする。だが程なくMさんのマンションは会社の人のたまり場になってしまった。ここ数年、東京の都心の人口が僅かずつだが増えつつあるという。不況で商業ビルの需要が減退する一方、地価下落により住宅との折り合いが徐々につくようになってきたのだ。それによって民間のマンションの価格も大幅に下がるなど、都心の住宅供給が増えている。いずれにしても、我々サラリーマンの
三分の会社に転職をする... の続きを読む
大学にとって就職協定は大学の現状を維持するうえで役に立つ。就職協定が廃止されれば、企業と学生が早くからコンタクトをするようになるから、学生は浮足だって勉強が手につかなくなり、大学教育が混乱するから良くないというのが大学側の言い分である。これはもっともな意見のように聞こえるが、学生はいつかは人生の大きな部分を占める職業生活を選択するための真剣な努力をしなくてはならないのであり、その期間を不自然な短期
学業を補完する就職活動... の続きを読む
従来の日本型経営は、年功序列・年功賃金制度といわれる。企業において年とともに職務が上昇していく。「今年は何年組が課長になった」という声が社内に流れ、その同年組の先端に立つグループが出世ルートに立っていると噂される。これは民間だけでなく、官公庁も同じ。新聞を見ると、「何年組の先端を切って局長に抜擢される」などと書かれている。次長や局長の間で、入省年次の逆転現象はない。それを破れば大臣も地位が危ないと
年功序列・年功賃金への功罪... の続きを読む